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輸送ニーズの変化に伴う九州の内航海運のあり方並びに活性化策に関する調査研究報告書

 事業名 九州圏における海運の振興と近代化に関する研究
 団体名 九州運輸振興センター  


  (10)座業圏間コンテナ流動

 94年度調査から「内航船舶輸送統計年報」のなかで、別途産業圏間コンテナ流動がとられている。これは、内航コンテナによる貨物がどの地域からどの地域へどのくらい流動しているかを把握したものである。ここでは1995年度調査からその流動実態をみることにする。
 九州・山口地域発コンテナ貨物2,407千トンのうち、域内貨物は286千トン(全体の11.9%)にすぎず、ほとんどが域外貨物である。域外流動の地域間パターンで多いのは「北九州→沖縄」(670千トン)「北九州→阪神」(475千トン)「中九州→京浜葉」(280千トン)である。
 域外流動に該当する航路での主な輸送品目については「内貿ユニットロード貨物流動調査」(平成6年3月)が参考になる。「北九州→沖縄」では、「取り合わせ品」、「北九州→阪神」では「ゴム製品」、「合成樹脂」、「自動車」、「中九州→京浜葉」では「化学肥料」、「飲料」、「窯業品」が多い。
 九州・山口地域着貨物1,771千トンのうち、域内貨物は286千トン(全体の16.2%)、残りが域外貨物である。域外流動の地域間パターンで多いのは「阪神→北九州」(566千トン)、「京浜葉・中九州」(292千トン)、「京浜葉→北九州」(170千トン)である。
 主な品目をみると、「阪神→北九州」では「畜産」、「製材」、「日用品」、「京浜葉→中九州」では「取り合わせ品」、「京浜葉→北九州」では「製造食品」、「化学工業品」、「飲料」が多い。

 

 

 

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