九州・山口地域発貨物の輸送機関別輸送量は、全国と異なり92年度が102千万とピークであり、93年度が減少、94年度にやや増加し99千万トンとなっている。着貨物についても同様であり、94年度では94千万トンである。
内航海運は、発貨物では1991年度から19千万トン、着貨物についても同年度から13千万トンと最近年では横ばいとなっている。
94年度では、九州・山口地域発の輸送機関別シェアは自動車が80.1%、内航海運か19.3%、鉄道が0.6%、着べースでは自動車が85.3%、内航海運が14.0%、鉄道が0.7%である航海運のシェアは9.7%(1994年度)であり、九州・山口地域では全国シェアよりも高くなっている。事実、1994年度では全国の内航海運輸送量に占める九州・山口地域のシェア(発ベース)は、30.0%である。