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  1−3調査内容および調査方法

 調査内容および調査方法は、表1−3−1に示すとおりである。

 

項  目

内  容

調査方法、資料等

1.九州経済圏における内航海運の現状とその特性

九州運輸局管内の内航業者について、業態区分毎に以下の分析を行う。
(1)九州の内航海運業の現状
(2)経営状況
(3)船舶の所有及び整備の動向

「九州運輸要覧」、日本内航海運組合総連連合会資料
「内航船員不足問題を考える懇談会報告」等の既存資料

 

2.内航船員の現状

九州運輸局管内の内航業者について業態区分毎に以下の分析を行う。
(1)船員の高齢化
(2)労働時間の短縮と船員不足(平成9年4月1日より週40時間労働制の施行に伴う船員不足の可能性)
(3)船員確保対策

「九州運輸要覧」、日本内航海運連合会資料
「内航船員不足問題を考える懇談会報告」等の既存資料
内航海運業者へのアンケート調査およびヒヤリング調査
3.九州経済圏における産業構造の現状と今後の展望 九州経済圏における21世紀以降の経済社会の動き(グローバリゼーションの進展、人口減少・高齢化社会・環境問題の深刻と化等物流をとりまく環境変化)の中で、特に物流への影響が大きい産業(成長産業や衰退産業)を中心に産業構造の現状と今後の動向を分析。
既存の統計、「2020年に向けた九州地域の戦略」(九州地域開発構想研究会:1995年3月)等から
4.九州経済圏における貨物流動の実態と今後の動向

(1)九州域内及び九州と域外間との輸送実態の把握
?「貨物地域流動調査」からみた域内及び地域間流動の実態
?「内航輸送統計」からみた域内及び地域間流動の実態「貨物地域流動調査」からみた域内及び地域間流動の実態
?特に、内航雑貨輸送については、運輸省港湾局の業務資料「内貿ユニット・ロード調査」からみた域内及び地域間流動の実態
対象地域:山口・九州〜阪神
山口・九州〜京浜葉

既存統計からみた分析

?「貨物地域流動調査」により、鉄道自動車、内航海運の機関別主要品目別都道府県間輸送量の推移
?「内航輸送統計」により品目(総括表、コンテナ)別域内及び地域間流動量の把握
?「内貿ユニット・ロード調査」により
・1993年10月1ヵ月間の内航輸送機関(フェリー、コンテナ船、RORO船、貸客船)の輸送特性の比較(運輸省港湾局の業務資料)
・品目別機関別航路別と港湾別背後圏(県単位)の輸送実績

 

 

 

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