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九州・山口の港湾における物流機能の充実に関する調査研究報告書

 事業名 九州圏における海運の振興と近代化に関する研究
 団体名 九州運輸振興センター  


 ■テーマ別まとめ
 

(1)ロッテルダム港の位置づけ  

 オランダ政府は運輸に対する積極的な投資を続けており、空港、港湾、高速道路網等のインフラ整備は高い水準にある。ロッテルダム港はユーロポートとも呼ばれる国際貿易港であり、ドイツ南部、オーストリア及び東欧(高速道路、ライン川、ドナウ川の内陸水運を利用)や、北欧、イギリス等(フィーダー船を利用)への連絡も良く、西ヨーロッパの中継基地としての性格を有している。  

(2)運営形態(官民の役割分担)  

 ロッテルダム市港湾局と船社が直接契約している船社専用のターミナルはない。船社は係留施設及び土地に関してロッテルダム市港湾局とリース契約を結んでいるターミナル運営会社が提供するターミナルを利用する。その形態は、通常、複数の船社が同一のターミナルを利用する方式(公共方式)であり、特定の船社のみが利用するターミナルはデルタ/シーランドターミナルのみである(シーランドとコンソーシアムを組んでいる船社も利用している)。  

(3)港湾別テーマ<ターミナルの自動化・情報化>  

 1993年に供用されたデルタ/シーランドターミナルは、画期的な自動化コンテナターミナルとして、注目を集めている。
 全体の作業フローは従来の荷役システムと変わらないが、場内でのシャーシによるコンテナの搬送及びトランスファークレーンによるコンテナの蔵置を通常時において完全に自動化していることが最大の特徴で、世界に例をみないシステムである。
 自動化・無人化は以下のように図られており、従来型では600人を要するターミナルが160人で運営されている。ただし、ターミナル用地は60万?と広大である。

  1) 岸壁での積み卸し        :有人のガントリークレーン8基
  2) 岸壁〜スタッキングヤード間の搬送:無人のAGV(自動制御車両)48台
  3) スタッキングヤードでの積み卸し :無人のASC(自動スタッキングクレーン)24基
  4) スタッキングヤード〜コンテナヤード間の搬送:有人のストラドルキャリア5台
 

 これらの機器はPCS(Process Control System)によって制御されている。PCSは利用船社であるシーランドのシステムからのコンテナ貨物情報とガントリークレーン、蔵置スペースの空き状況を考慮しながら、最も効率の良い作業手順を決め、AGVとASCにピックアップ、搬送などの指示を出す。また、PCSはAGVの位置情報を受け、AGVに適切な移動方向を指示している。

 

 

 

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更新日: 2021年10月16日

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