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魅力ある農林業の担い手づくり

 事業名 地方自治行政等の調査研究
 団体名 自治研修協会 注目度注目度5


 

と類似しているが、第2位以下の理由では、個人の価値観に属するものが多い。すなわち、「自然や動物が好き」が23%、「有機農業等をやりたかった」が19%、「農村の生活が好き」が16%となっており、農業への期待と憧れがうかがわれる。

 

2 新規就農する場合の問題点と支援策を見てみよう。

(1)新規就農の経路によって異なる問題点

(「平成7年度版農業白書」)

 

(新規就農の経路によって異なる問題点)

若年層が新たに就農する際に直面する問題点は、通過する就農経路によって様々に異なっている。

まず、代表的な就農経路をみておくと、第1は、農家出身者が学卒後、直ちに親とともに農業に従事(二世代就農)し、次第に農業経営を引き継いでいく場合(新規学卒就農)である。この経路は、かつて新規就農の主流であったが、この経路による就農は、近年、大幅に減少している。第2は、在宅、他出を問わず、他産業に従事していた農家出身者が農業に主に従事する場合(Uターン就農)である。これには、親との二世代就農と親のリタイア後の就農の2種類を含むが、この経路による就農は、近年、増加傾向にある。第3は、非農家出身者が就農する場合(新規参入)である。この経路による就農は、依然ごくわずかではあるが、職業としての農業が見直されるなかで、今後とも着実な増加が見込まれている。

これら三つの経路のなかでは、農地等農業生産に必要な手段を何ももたず、ゼロの状態からスタートする新規参入者が、最も幅広い種類の課題をかかえていることは言うまでもない。また、直面する問題の種類の多さと深刻さとは別のものではあるが、ここでは、職業としての農業に就くために、どのようなことが必要とされているのかをみるうえからも、新規参入者を中心に就農時の問題点を整理することとする。

前出の「新規青年就農者等緊急調査」によると、非農家出身者が新規就農するに当たって生じた問題点(複数回答)としては、「経営・技術面の未熟」の44%が最も多く、次いで「経営資金の手当て」(36%)、「農地の取得・借入れ」(35%)、「就農に関する情報の不足」(34%)、「農地・機械・施設取得等の資金手当て」(31%)の順になっている。これら上位五つの問題点を、課題の共通性からさらに整理すると、職業としての農業を開始するためには、「技術」、「農地」、「資金」の三つが必要であることがわかる。

 

 

 

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