「広い視野で仕事に臨む姿勢を身に付けさせる」と回答した団体も多くあり、47団体(40.5%)となっている。
一方、「政策形成能力の育成」、「監督者の視点で考える意識を育む」と回答した団体は、全団体中それぞれ24団体(20.7%)、10団体(8.6%)で、比較的少ない。したがって、政策形成能力や監督者意識については、主事層の中堅職員に対する指導内容としてあまり力点を置かれていないものとみられる。
問6-4
中堅職員(主事層)に対する指導内容
( )内は%
区分 |
都道府県 |
指定都市 |
市区 |
合計 |
?@中堅社員としての自覚を養う |
11(37.9) |
5(50.0) |
44(57.1) |
60(51.7) |
?A広い視野で仕儀とに臨む姿勢を身につけさせる |
9(31.0) |
5(50.0) |
33(42.9) |
47(40.5) |
?B政策形成能力の育成 |
5(17.2) |
1(10.0) |
18(23.4) |
24(20.7) |
?C監督者の視点で考える意識を育む |
1(3.4) |
1(10.0) |
8(10.4) |
10(8.6) |
?Dストレス・マネジメント |
3(10.7) |
2(20.0) |
3(3.4) |
8(6.9) |
?Eその他の内容 |
5(17.2) |
3(30.0) |
18(23.4) |
26(22.4) |
?D 年長職員(主事層)に対する指導内容
「ベテラン職員としての役割を再認識させる」と回答した団体が、45団体(38.8%)と最も多く、団体区分別では政令指定都市が5団体(50.0%)、市区は35団体(45.5%)でそれぞれ最も多い。また、「豊富な経験を生かして仕事の工夫に取り組むよう意欲を刺激する」と回答した団体も多く、41団体(35.3%)あり、これを団体区分別にみると、都道府県が9団体(31.0%)、政令指定都市が4団体(40.0%)となっている。
一方、「問題解決能力の強化」、「仕事の進行管理などのマネジメント能力」と回答した団体は、それぞれ全団体中で26団体(22.4%)、19団体(16.4%)であり、比較的低い数値となっている。
したがって、主事層の年長職員に対する指導内容としては、問題解決力や経営能力よりその職員の経験を生かす刺激を与えることに重点が置かれているものとみられる。
問6-5
年長職員(主事層)に対する指導内容
区分 |
都道府県 |
指定都市 |
市区 |
合計 |
?@豊富な経験を生かして仕事の工夫に取り組むよう意欲を刺激する |
9(31.0) |
4(40.0) |
28(36.4) |
41(35.3) |
?Aベテラン職員としての役割を再認識させる |
5(17.2) |
5(50.0) |
35(45.5) |
45(38.8) |
?B問題解決能力の強化 |
7(24.1) |
2(20.0) |
17(22.1) |
26(22.4) |
?C仕事の進行管理などのマネジメント能力 |
4(13.8) |
1(10.0) |
14(18.2) |
19(16.4) |
?Dストレス・マネジメント |
2(6.9) |
2(20.0) |
8(10.4) |
12(10.3) |
?Eその他の内容 |
4(13.8) |
3(30.0) |
17(22.1) |
24(20.7) |
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