日本財団 図書館


 

4)ビーチバレー

新しい海浜レジャーとしてビーチバレーが盛んになってきており、1996年のアトランタオリンピックから、オリンピックの正式種目となるまでに発展してきている。我が国での1988年には日本ビーチソフトバレー連盟が結成され、平成6年には全国で150の大会が開催されている。海岸のビーチバレー・コートの整備が進行することにより、今後益々参加人口が増加することが予想される。

 

5)海水浴

海水浴は歴史的に我が国で最もポピュラーな海洋性レクリエーション活動の一つである。第9次漁業センサス(平成5年)によると、日本全国に1409ヵ所の海水浴場があり毎年6,000万人以上の人々が参加する。参加人口は毎年天候によって左右され最も多い年で1億人が参加する。我が国の海水浴場の実質的参加人口は約3,000万人といわれ、これらの人々が年間2〜3回程度参加する。表5−1−4に都道府県別海水浴場と利用者数を示す。

 

表5−1−4 都道府県別海水浴場と利用者数

都道府県名 海水浴場数 利用者数(万人) 都道府県名 海水浴場数 利用者数(万人) 都道府県名 海水浴場数 利用者数(万人)
北海道 69 235 富山 16 80 山口 56 125
青森 23 104 石川 37 77 徳島 8 25
岩手 22 108 福井 66 262 香川 43 84
秋田 18 132 愛知 24 109 愛媛 60 65
宮城 30 101 三重 35 103 高知 11 20
山形 14 101 京都 27 135 福岡 32 61
福島 17 109 大阪 4 80 佐賀 9 31
茨城 16 687 兵庫 52 233 長崎 72 61
千葉 85 479 和歌山 37 161 大分 38 26
東京 39 59 鳥取 20 25 熊本 35 67
神奈川 35 665 島根 41 107 宮崎 15 126
静岡 57 289 岡山 13 95 鹿児島 68 104
新潟 84 431 広島 32 58 沖縄 49 197
全国合計:海水浴場1,409(か所) 利用者数6,019(万人)

第9次漁業センサス(農林水産省:平成5年11月調査、平成7年3月発表による)

出典:海洋性レクリエーションの現状と展望

運輸省運輸政策局環境・海洋課編 H7.7

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION