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-7.冷凍コンテナ監視装置

船舶に積付けられた冷凍コンテナの状態を監視し、異常の場合に警報を出す装置で、ランプ方式、LCD(液晶タッチパネル)方式などがある。

状態表示及び警報表示の項目は、概略次のようなもので、プリンタにより定時、又は任意に記録することができる。

(a)状態表示:接続、適温、運転、デプロスト中

(b)警報表示:温度異常、長時間デプロスト、頻発デプロスト、長時間運転、始動不能、接続外れ

また、最近では電源ラインを各信号伝送に使用し、遠隔監視だけでなく遠隔操作も可能なシステムも構築されている。

-8.その他の警報装置

その他の船内警報装置としては、次のようなものがある。

(1)冷蔵庫警報

冷蔵庫内に閉じこめられたとき庫外に警報を出すのに使用される。

スイッチを冷蔵庫内に装備し、ベルを調理室など常に人のいる場所に装備する。竜源は、蓄電池電源によるDC24Vとする必要がある。

(2)水密扉警報

水密扉の閉鎖をあらかじめ知らせるための警報である。電源は蓄電池電源によるDC24Vとする必要がある。

(3)船体傾斜警報

ばら積み船などにて荷役時における船体傾斜を検知して、船橋前部に装備される表示灯などにより、上甲板あるいは船首部へ警報する装置である。

(4)居室警報(延長警報)

機関室無人化の船などに装備される装置で、機関室内の各種警報を関係各室へ伝達するものである。(7.4.2参照)

 

 

 

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