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(4)投光器取付高さ照射すべき点に対し、投光器の偏角が小さいと最大照度の位置が手前になり、偏角を大きくすると取付位置が高くなり船外に無駄な光を照射することになる。俯角は30゜〜40゜程度が適当である。しかし、実際には、長大な甲板を遠いところから照射するため、俯角が15゜ぐらいとなることが多いので、単一投光器による等照度曲線を作っておき、それを甲板平面図上に重ねて、できるだけ平均化された照度を得ることができるように計画する。

(5)灯数概略決定法

初期計画時に、投光器のワット数及び数を大まかに決めたいときは、次式による。ただし、この場合、灯具の種類及び数は、あらかじめ仮に定めてから計算する。

E=(U・(N1・Fl+N2・F2+………NK・FK))/(A・D)

ここで

E:所要照度〔lx〕

D:減光補償率

U:ビーム光束の利用(0.85)

Ni:Fiなるビーム光束の投光器の数

FiI:狭角の場合1/10ビーム光束〔lm〕、中角及び広角の場合1/2ビーム光束〔lm〕

K:灯具種類の数

A:被照面積〔?〕

 

6.5 船灯の種類と性能

-1.船灯は、海上衝突予防法と海上交通安全法に基づいて船舶に掲揚する灯具である。海上衝突予防法は、国際条約の一つである国際衝突予防規則に基づいて制定されているので、それによる船灯は

 

 

 

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