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制動時の機械時定数〔秒〕をTM、制動回路抵抗[Ω]をR、電動機及び負荷のはずみ車効果〔kg−?〕をGD2、定数をKとすると、次の式が成立する。

TM=GD2/K×R

すなわち、はずみ車効果及び制動回路抵抗が小さいほど速く減速する。しかし、低速になると制動力が非常に小さくなるので、普通は他の制動方法と併用することが多い。

(2)回生制動(Regenerative Braking)

負荷が逆トルクの場合、例えばクレーンで貨物をおろすときには、負荷を原動機としてその機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換して電源に戻す制動方式である。

 

 

 

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