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ができる。

(4)リアクトル始動方式

この始動方式は、図4.4に示すように、始動時に、電動機回路へ直列にリアクトルを挿入し、電動機にかかる電圧を減ずることにより始動電流を抑えるものである。

始動順序としては、最初にコンタクタ88−2が断の状態でコンタクタ88−1を接にすると、電動機には電源電圧からリアクトルでの電圧降下分を差引いた電圧がかかり、始動を始める。電動機が全速度に達するとコンタクタ88−2を接にして全電圧をかけると始動を完了する。

このリアクトル始動の場合は、電動機が加速し線電流が小さくなるにつれてリアクトルでの電圧降下分が小さくなるため電動機にかかる電圧が高くなり、定格の70〜80%速度において速度が急激に増大する特徴がある。

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(5)始動補償器始動(コンドルファ始動)

この方式は図4.5に示すように単巻変圧器に中間タップ(一般には全電圧の50%、65%、80%の3点)を設けて電動機電圧を下げることにより始動電流を抑えて始動する方法である。始動の順序はコンタクタ88−2及び6が断の状態でコンタクタ

 

 

 

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