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%に等しい逆電力で約10秒、でACBを動作させる。

(2)逆電流保護(直流発電機の場合)瞬時又は限時の逆電流保護装置を必要とし、2〜15%に等しい逆電流でACBを動作させる。(NK鋼船規則H編2.3.5では瞬時動作が要求されている。)

-6.電動機の保護

定格出力が0.5KWを超える電動機と重要な設備用の電動機は、電動機を始動できる限時特性をもつ電磁接触器及び電動機用過電流継電機などで保護しなければならない。ただし、操舵機用電動機については、船舶設備規程(第285条)及びNK鋼船規則(D編15.2.7)により、過負荷警報装置を設けるよう規定されている。

-7.動力及び照明用変圧器の保護

(1)変圧器の一次側は、遮断器又はヒューズによって短絡と過負荷に対して保護し、遮断器及びスイッチはサージ電流(突入冨流)に耐えるものを選定する。(表3.7参照)

(2)変圧器の二次側に断路装置を備えること。

 

 

 

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