（注1）非常電源等には、船舶設備規程では臨時の非常電源を含み、NK鋼船規則では各種開閉装置（遮断器等）並びに電及び電子器具を含む。
（注2）左右方向と前後方向の傾斜は同時に起ることを考慮すること。
（注3）液化ガスばら積船及び危険化学品ばら積船にあっては、船舶が浸水した状態で左右方向30°まで使用可能なように非常電力を供給できるものであること。
-8．振 動
（1）機器は、船体の振動に対し十分な強度を持ち、動作に支障のないものでなければならない。
振動計測における加速度の最大値αは次式により求められる。
α＝A(2πf)2/2g≒0.002Af2 (m/S2)
ここに A＝複振幅（mm）
f＝振動数（Hz）
g＝重力の加速度（9800mm/sec2）
振動数と複振幅とαとの関係を図1．6に示す。
