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貨物保管設備は、倉庫3棟(総面積9,000平方m)、貨物保管用上屋(同4,000平方m)、コンテナ保管設備(同1,600平方m)、冷凍倉庫などがある。
荷役設備は、移動クレーン4基(能力50トン×1,20トン×2,15トン×1)、3トン〜10トン・フォークリフト、5トン〜35トン・トラクターなどが主なものである。
清水、食料、ディーゼル油などの供給が可能である。
曳船は、最大1,600馬力の曳船2隻が使用できる。
船舶修理施設は、コナクリ港湾局所有のスリップウェー(能力800トン)、浮ドック(能力700トン)などが使用できる。
港から15キロの地点にコナクリ国際空港がある。
2.カムサル港(Kamsar)
同港は、リオ・ヌネズ川東岸に位置した河港で、河口から17キロ上流の地点にあり、全長45.75m以上の船舶の入出港には、水先船の使用が必要である。
河口からボーキサイト専用埠頭(長さ274m、幅17.7m、水深13.5m)へ至る水路は、長さ17キロ、最小輻120mで、水路にはライト・ブイ(灯火浮標)19基が設置されている。
埠頭には、ボーキサイト自動積込機(歩行能力165m)1基があり、1時間に付きボーキサイト4,000トンの積み込みが可能である。
タンカー・ターミナルには、石油・石油製品荷揚げ用のパイプライン(能カ:5万リットル/時)、バンカー、“C”オイル貯蔵タンク4墓(能力:7,000m×1基、10,000m×3基)ディーゼル油貯蔵タンク(能力:3,000m)3基、ガソリン貯蔵タンク(能力:1,400m)2基などの設備がある。
小型一般貨物船用の2埠頭は、長さ100m、最大吃水6mまでの船舶の収容
 

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