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ガーナ保有の船舶は、漁船を除けば、いずれも5,000G/T前後の一般貨物船であり、特殊性はない。 
輸出国は、わが国をはじめ、英国、オランダ、スペインなどが主である。従って、契約の際の延払い条件は概ね国際慣習に従って、70〜80%、7〜8年を基準とし、船価はガーナからの輸入品を考慮に入れ、各国の妥当とする線で成約している。 
  
(E)取引ルート 
  
ガーナの海運は、国営のBlack Star Lineを中心に運営されており、これを管理・監督しているのが運輸通信省と貿易省である。 
従って、これらの関係者と常時接触、交流ができるようなルートを持つことが、引合い、商談を得るための連絡口となり、具体的な取引きへ導くこととなる。 
  
(7)競争相手国との競争条件の比較 
  
(A)延払い、船価、品質等条件の比較 
  
現在、ガーナで稼働している商船は、5,000G/T〜10,000G/Tの一般貨物船であり、その建造国は英国、オランダ、スペイン、日本である。 
これら船舶は、いずれも特殊なものではない一般貨物船であるから、これらの造船国なら技術上なんらの問題もなく容易にできるし、性能にも優劣の差はない。 
また、日本を除けばいずれも同地域内にあるので、契約の際の支払い条件や船価も大差はない。 
  
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