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の埠頭、移動クレーン2基(能力52トン、45トン)、倉庫1棟(1,000平方m)、Ro/Ro船用の荷役設備などがある。
オスタブネンのバルクカーゴ・ターミナルには、長さ620mの埠頭、19トンクレーンなどがあり、1日当り8,000トンの荷揚げが可能である。
タンカー・ターミナルには、13バース(長さ125m〜235m、水深9.0m〜10.0m)があり、夜間バースも可能である。
曳船は、1,500DWT以上の船舶が橋梁の下を航行する場合に必要であり、580馬力〜1,400馬力の曳船6隻が使用できる。
清水、食料、燃料、ディーゼル油などの供給が可能である。
同港の開発計画として、東港の拡張工事(移動式52トン・クレーンの増設を含む)が1995年までに完成する予定である。
船舶修理施設は、Limfjordsvaerft A/S所有のスリップウェー、港湾局所有のスリップウェー2基、Danyard Aalborg A/S所有の修繕設備、その他多数の修理工場が利用できる。
 
4.コスブジェルグ港
同港は、ユトランド半島の西岸に位置し、北海に面した主要港であり、主として冷凍食品、一般貨物などの輸出貨物と、石炭、燃料、一般貨物、林産品、食料品などの輸入貨物を扱っている。
1992年の入港船舶数は2,675隻で、貨物取扱量は4,333,010トンに達している。
同港は商港(埠頭は全長1,618m、水深6.7m〜10.5m)、フェリー港(埠頭は全長748m、水深6.7m〜10.5m)、漁港(埠頭は全長5,925m、水深4.4〜7.5m)、係船ドック(埠頭は全長1,025m、水深6.7m)、イングランド埠頭(全長315m、水深7.6m)、オーストラリア埠頭(全長286m、水深10.5m)、東港(埠頭は全長824m、水深6.7m〜10.5m)、南港(ヨーロッパ埠頭は全長400m、水深10.5m)、タウルス埠頭(全長380m、水深6.3m)などから成っている。
バルクカーゴ、コンテナ、一般貨物など各種専用のクレーン、フォークリフト、その他荷役設備を完備している。
 
 

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