日本財団 図書館


内港には、電動門形クレーン4基(能力3.5トン〜15トン)、移動クレーン1基(能力6トン)のほか、民間会社所有のクレーン、吸込式穀物荷役装置(能力1時間に付き50トン〜120トン)、大型露天倉庫、一般倉庫、穀物貯蔵サイロなどの設備がある。
コンテナ・ターミナルには、コンテナ用重量物吊上げクレーン(最大能力34トン)がある。
バルクカーゴ・ターミナルでは、1時間当り最大320立方mの穀物の積み出しが可能である。
タンカー・ターミナルには、長さ、200mおよび150mの埠頭(水深7.5m)、小型タンカー用の木造突堤(水深6.0m)などがある。
清水、食料、燃料油、石炭などの供給が可能である。
最新式ディーゼル曳船および砕氷船(600馬力)が使用できる。
 
3.オルボルグ港
同港は、主として食料品、一般貨物、石油、石炭、鉄、肥料などの輸出入貨物を扱っており、1992年の入港船舶数は2,744隻で、貨物取扱量は約640万トンに達している。
公共埠頭(総延長約14キロ)と民間埠頭(同1,100m)があり、最大102,000DWT型船(全長250m、吃水8.5m)の収容が可能である。
貨物保管設備は、一般倉庫(床面積11万平方m)、穀物サイロ(貯蔵能力16.1万トン)、冷凍倉庫(8.4万立方m)、石油貯蔵タンク(約94.3立方m)、冷蔵倉庫(47.3万トン)などがある。
荷役設備としては公共クレーン11基と民間所有のクレーン8基が使用できる。公共クレーンのうち、移動クレーン3基(能力:52トン、45トン、18トン)は東港で稼働している。
このほか、民間所有の揚穀機2基(能力25〜85トン/時)、圧搾空気式荷揚機4基(能力30〜150トン/時)、穀物積込管6基、コンテナ荷役用のフォークリフトなどが多数ある。
オルボルグ・コンテナ・ターミナル(敷地面積55,000平方m)には、長さ430m
 
 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION