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税関港には、移動クレーンを含め各種多数のクレーン(能力0.5トン〜100トン)、穀物倉庫(貯蔵能力54,400トン)、一般倉庫(80,800平方m)、冷蔵倉庫(11,970平方m)、果物倉庫(7,600平方m)などがある。
Levant埠頭のコンテナ・ターミナルには、3バース(水深10m)、コンテナ・クレーン(能力40トン)2基などの設備があり、Traelastkaj埠頭のRo/Ro船ターミナルには、内外航路船用の多数のRo/Roバース、倉庫(6,300平方m)などがある。
タンカー・ターミナルには6バース(水深10.5m〜12.0m)があり、夜間バースも可能である。
清水、食料、燃料、ディーゼル油、ガスオイルなど全て供給が可能である。
船舶修理施設は、浮ドック73基(能力:350トン、800トン、1,750トン)、スリップウェー(長さ40m、能力250トン)、その他各種修理工場が多数ある。
1992年の入港船舶数は23,279隻(73,445,990G/T)で、貨物取扱量は10,117,700トンに達している。
 
2.オーデンス港
同港は、主として穀物、石炭、食料品、肥料、一般貨物、砂利、鉄、陶土、塩、木材、石油製品、LPGなどの輸入港であり、また農産品、一般貨物、機械類、オートミール、小麦粉などの輸出港である。
1991年の入港船舶数は1,540隻で、貨物取扱量は280万トンに達している。
港は、厳寒の冬期には砕氷船を使用しており、年間を通じて開港が可能である。
全てのタンカー、その他1,500DWT以上の船舶の入出港には、水先船の使用が必要である。
港内に4べ一スンがあり、埠頭は全長約4,200m、うち3,400mは水深7.5mである。
Lindoeターミナルには、長さ200mの埠頭(水深9.2m)があり、満載状態で最大2万DWTまでの船舶の収容が可能である。電動門形クレーン2基(能力12トン、34トン)がある。
 
 

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