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デンマーク諸港における国際海上輸送貨物取扱量は、次の通りである。
デンマークにおける主要港の設備その他の概要は次の通りである。
 
1.コペンハーゲン港
同港は、北港、内港、南港、プレベステン港の4区画から成り、北港の一部は自由港である。
港は総面積1,108ヘクタール(うち陸上面積416ヘクタール)、埠頭は全長38,257m、外港錨泊地は最大水深16.76mである。
自由港は、幾つかの大型べ一スン(ドック)から成っている。
オリエント・べ一スンには、オリエント埠頭(長さ520m、水深10.0m)、トラエラスト埠頭(長さ144m、水深7.0m〜10.0m)、レバント埠頭(長さ810m、水深10.0m)などがある。
クロンロブス・べ一スンには、延べ1,066mに及ぶ埠頭(水深9.5m)がある。
レッドモレン・べ一スンには、北ジェッティ(水深10.0m)と南ジェッティ(水深9.0m)がある。
自由港(水域約129エ一カー、埠頭の総延長5,603m)には、一般貨物用のクレーン(能力3トン〜50トン)、コンテナ用トラック(能力12トン〜42トン)7台、トラクター9台、トレイラー16台、コンテナ用ストラドル・キャリア4台、フォークリフト・トラック(能力2トン〜10トン)約80台などの荷役用設備のほか、一般倉庫(敷地面積65,000平方m)、圧搾空気式揚穀機3基(各能力:1時間に付き穀物125トン〜200トン)などを完備している。
 
 

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