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m)から成っている。
民間埠頭は、セメント積出し用のセシル埠頭(長さ105m、最大水深9.6m)、糖密荷揚げ用のプロパム埠頭(長さ65m、最大水深4.9m)、黄鉄鉱積出し用のパイライト埠頭(長さ125m、最大水深8,5m)、肥料積出し及び燐鉱石荷揚げ用のサペック埠頭(長さ120m、最大水深8.5m)、マンガン鉱積出し及びコークス荷揚げ用のユーロミナス埠頭(長さ154m、最大水深7.9m)などがある。
荷役設備は、電動固定クレーン11基(能力25トン×2、12トン×4、6トン×3、3トン×2)、電動移動クレーン4基(7.5トン×2、2トン×2)などがある。
貨物保管設備は、3号埠頭に倉庫2棟(延べ5,600平方m)、フーンタイナス埠頭に倉庫1棟(3,000平方m)、その他広大な貨物保管場所が使用できる。
曳船は9隻(400馬力×2、2,000馬力×2、2,400馬力×4、7,000馬力×1)が使用できる。
清水、食料、燃料油などの供給が可能である。
船舶修理施設は、Solisnor Navais S.A.(旧SENTENAVE)に修繕用ドライドック2基(450m×75m、能力70万DWT。350m×55m、能力35万DWT)、修理岸壁3基(各長さ130m)などがあり、各種船舶の大修理や改造が可能である。
同港の開発計画として、クレーン設備および倉庫の拡充、LNG輸入ターミナルの建設などが予定されている。
88年の入港船舶数は、901隻(6,464,040G/T)に達している。
3.レイショエス港
同港は、ドーロ河の北側に位置した貿易港で、主として木材、花崗岩などの輸出と穀物、原油などの輸入を扱っている。
港は、長さ約1キロの防波堤で囲まれ、全長200m、吃水9.1mまでの一般貨物船、全長216m、吃水11.9mまでのタンカーおよび全長140m、吃水9.0mまでのガス・タンカーの収容が可能である。
北側の1号ドック(長さ360m、水深9.1m)のコンテナ・ターミナルには高架クレーン(能力35トン)2基があり、南側の4号ドック(長さ200m、水深9.1
 
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