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クリフト(能力30トン〜40トン)、数基、ストラドル・キャリア(能力20トン)1基、倉庫などがある。
2号埠頭(長さ440m)には倉庫設備がある。3号埠頭(長さ345m)には倉庫、電動クレーン(6トン)4基などがある。4号埠頭(長さ220m)には倉庫および電動クレーン(6トン)4基、5号埠頭(長さ460m)には倉庫、電動クレーン8基(6トン×6、12トン×2)などの設備がある。
国際自由地帯には、長さ325mの商業埠頭と230mの埠頭があり、吃水9.5mまでの船舶の収容が可能である。コンテナ船も扱っており、電動クレーン5基(6トン×3、12トン×2)、倉庫などがある。
漁港には2埠頭(各長さ494m、557m)、民間冷凍倉庫2棟(各能力650トン、1,200トン)、新冷凍倉庫(2,000立方m)、製氷工場2棟などがある。
コンテナ・ターミナルは1号埠頭および自由貿易地帯にある。
石炭、セメント、鉱物、穀物などバラ荷は、5号埠頭で扱っており、セメント貯蔵サイロ(能力1,500トン)2棟がある。
タンカー・ターミナルには3バースがある。
曳船は9隻(2,400馬力×4、1,500馬力×3、1,350馬力×1、1,200馬力×1)使用できる。
清水、食料、燃料油、ガスオイルなどの供給が可能である。
船舶修理施設は、Astilleros Espanoles社の修繕用ドライドックおよび浮ドック、Empresa Nacional Bazan de Construcciones Navales Militares S.A.の修繕用ドライドックなどが使用できる。
89年の入港船舶数は1,722隻(12,784,475G/T)で、輸出貨物1,431,155トン、輸入貨物1,467,621トン、海産物40,544トンなどを扱っている。
カジス湾の本土側のラ・キャベゼラに新港(コンテナ・ターミナルおよびバルク・カーゴ設備を含む)を建設中である。バース・スペースの長さは延べ約3,000m、水深12m〜14m。16トン・クレーン4基。全工事完成は92年の予定である。
 
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