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5.リエージュ港
同港は、オランダを経て北海に注ぐミューズ川の河港で、全長134m、幅12m、最大吃水3.2mまでの船舶の入港が可能である。
アントワープ港と、リエージュ港を結ぶアルベルト運河及びミューズ川沿岸には、公共の21港(係船岸壁は延べ23,970m)、民間の係船岸壁(延べ8,000m)、ヨット・ハーバー(170バース)などがある。
リエージュ港の主要設備は、走行クレーン4基、高架クレーン、電動クレーンなど140基、倉庫65棟(10万平方m)、穀物貯蔵サイロ(能力5万立方m)、砂利貯蔵サイロ(能力6万トン)、オイルタンク(貯蔵能力20万立方m)などがある。
90年の貨物取扱量は1,550万トンに達している。
 
6.ブルージュ港
同港は、運河(長さ10?、水深7.31m)によって、ジーブルージュ港に接続している。
東ドックは、係船岸壁の長さ延べ765m、水深8m。西ドックの係船岸壁は長さ延べ835m、水深8m。工業ドックの係船岸壁は長さ延ベ1,080m、水深8m。
主要設備は、電動クレーン4基(最大能力8トン)及び民間所有の30トンクレーン2基、上屋8棟、露天倉庫(延べ21,990平方m)などがある。
タンカー・ターミナルは、幅18.90m、最大7.01mまでのタンカーの収容が可能である。
船舶修理は、小修理のみ可能である。
90年の入港船舶数は、206隻(353,993DWT)に達している。
 
7.ジーブルージュ港
同港は、スケルト河口の西方22.4?の地点に位置し、最大32万DWTの超大型船の収容が可能である。
港は外港と内港から成り、外港は長さに制限なく、幅55m、吃水13mまでの船舶、内港は最大長さ400m、幅48m、吃水15.85mまでの船舶の収容が可能である。
外港は水域11ヘクタール、係船岸壁はNo.101〜103が長さ延べ450m、水深10.5m(低潮時)、No.104〜106Aが長さ延べ375m、水深9m(低潮時)、No.106B〜109
 
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