
×1)などの設備があり、鉄道が敷設されている。
運河沿いの工業地帯全域にわたって、民間所有の荷役設備がある。
貨物保管設備には、5階建ての公共倉庫(長さ179.8m、幅59.73m)1棟がある。
各種バンカーの供給が可能である。
1988年の入港船舶数は、航洋船が1,052隻(1,014,590G/T)、河川航船が20,395隻(20,333,150G/T)であり、貨物取扱量は航洋船が834千トン、河川航船が9,127千トンに達している。
3.オステンド港
同港は、国営と市営の2つの水域から成り、岸壁は全長12,436キロに達している。
主要設備は、深水係船埠頭(長さ360m、水深低潮時8m)に電動クレーン(能力36トン)3基、漁船ドックには長さ1,445mの係船岸壁、スリップウェー2基(500トン、1,000トン船用)、燈台ドックには長さ582mの岸壁があり、商船ドックには長さ696mの西埠頭上にコンテナ用32トン・クレーン2基、その他25トン、8トン、7.5トン各1基、東埠頭(長さ668m)にはクレーン3基(8トン×1、5トン×2)及び長さ582mの係船岸壁上に7.5トン・クレーン2基などがある。
清水、食料、石炭、燃料、ディーゼル油などの供給が可能である。
曳船は1隻(1,250馬力)が使用できる。船舶修理施設は、各種の船舶修理が可能である。
同港は、主としてRo/Ro貨物、化学品、建設資材、木材、動物飼料などを取り扱っており、年間貨物取扱量は2,335千トンに達している。
4.ガン港
同港は、長さ13キロ、幅150m〜200mの運河によって外洋と結ばれており、長さ256m、幅34m、吃水12.25mまでの船舶は、スケルト河口のテムーゼン水門を航行することができる。
主な設備は、Schepen Siferdok(水深13.5m)に長さ延べ2,300mの埠頭があり、クレーン33基(5トン×8、10トン×23、15トン×2)、高架クレーン2基、
前ページ 目次へ 次ページ
|

|