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コンテナ荷役設備などがあり、西側には穀物ターミナル(穀物貯蔵能力6万トン)、南側に石油化学工場などがある。
Prins Johan Friscohaven埠頭(長さ1,422m、水深10.65m)は、外航船およびRo/Ro船が使用しており、一般貨物を扱っている。
Prinses Beatrixhaven埠頭(長さ3,150m、水深11.65m)は、一般貨物荷役用の最新設備、カーフェリー、大西洋横断コンテナ用の荷役装置を完備している。
Prinses Margnethaven埠頭(長さ2,269m、水深13.65m)、Prins W. Alexanderhaven埠頭(長さ1,709m、水深12.65m)などでもコンテナを扱っている。
St. Laurenshaven埠頭(長さ1,694m、水深14.60m)は、最大6万DWT級大型バルク・キャリアの収容が可能であり、石炭、鉄鉱石、硫黄、燐鉱石などをバージに積み換えて、内陸水路に輸送している。
ユーロポート(Europort)は、東部、中部、西部の3区画から成り、東部にはSeinehavenとBrittanienhavenがある。
Seinehaven埠頭(長さ520m、水深6.65m)は内航船および河川航船が使用している。Brittanienhaven(長さ800m、水深12.65m)には大型石油化学工場、外航船用のコンテナ・Ro/Roターミナルなどがある。
中部ユーロポートには、No.4、No.5、No.7石油埠頭、石油化学工場、石油貯蔵タンクなどがある。原油はパイプラインにより、アムステルダム港およびベルギーのアントワープ港へ輸送されている。
西部ユーロポートは、Scheurhaven(水深6.50m、曳船用埠頭)、Beneluxhaven(水深21.65m、Ro/Ro船用埠頭)、No.6石油埠頭から成っている。
Beneluxhaven西南側のカランド運河沿いに鉄鉱石ターミナルがあり、鉱石積み換え埠頭(長さ700m、水深18,65m、16万DWTバルク・キャリアの収容可能)と、長さ395m、水深23.60mの埠頭(35万DWT、最大吃水22.65mまでの船舶の収容可能)がある。
No.6石油埠頭(水深22.25m)には、石油精製所、石油貯蔵タンクなどの設備がある。
 
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