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5.Scheepswerf Minerva
6.West Westerdok, Gebr. Velthuysen
7.WerfHetFort. G, de Vries Lentsch, Nieuwendam
1990年の入港船舶数は4,676隻で、ドライバルク(1,368.3万トン)、液体バルク(1,498.1万トン)、一般貨物(266,8万トン)など合計3,133.2万トンの貨物を扱っている。
(ロッテルダム港)
ロッテルダム(91年人口58,2万人)はオランダ第2の都市で、港はライン川河口にあるため、欧州最大の貿易港として繁栄し、貿易貨物取扱量(90年2億8,800万トン)ではアムステルダム港を遥かに凌駕し、ニューヨークに次ぐ世界第2位の規模である。
ロッテルダムは、石油化学、造船、機械などオランダ最大の重化学工業地域であり、河口のユーロポートは一大石油基地で、欧州最大の石油化学コンビナートを形成している。
ロッテルダム港は、新ロッテルダム運河と新マース川の両岸にまたがり、北海とライン川とを結ぶ役割を果たしている。
港は、37地区から成り、水域は延べ1,421ヘクタールに及び、埠頭28基(長さ延べ38,813m)、クレーン330基がある。
右岸には、Merwehaven(水域37ヘクタール、水深10.65m、埠頭3,823m)など7埠頭があり、主に沿海航路船が使用しており、一般貨物、果物などを扱っている。
左岸には、旧港、Waalhaven,Eemhaven,Pemis,Botlek,Enroport,Maasvlakteなどの諸港がある。
旧港(水深6m〜10.65m)は、7地区から成り、一般貨物、バルクカーゴ、穀物、石炭、鉄鉱石、コンテナなどを主に扱っている。左岸のPernis港区のNo.1, No.2石油埠頭には、原油荷役設備、精油所、石油貯蔵タンク、化学肥料工場などがある。ライン・ルール工業地帯およびフランクフルトヘは、パイプライン2本を使用して、原油を供給している。
Botlekの北側には、造船所、タンククリーニング設備、バルクカーゴ荷役設備、
 
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