日本財団 図書館


南埠頭には、全長190mまでの船舶が使用できる多目的バースがある。
フェリー・ターミナルの近くに新深水ドックがあり、6万DWT貨物船3隻の同時収容が可能である。多目的クレーン(能力22トン〜40トン)4基が設備されている。
Bassin Duestドックは、長さ110m、幅16m、水深6.4mまでの船舶の収容が可能である。
Bassin Carnotドックは、長さ150m、幅19,4m、水深6.4mまでの船舶の収容が可能である。
外港のカーフェリー・ターミナルには、40トン・コンテナ用の高架クレーン2基がある。Carnotドックは最大21トン型コンテナ、Paul Devot埠頭では最大26トン型コンテナの取り扱いが可能である。
CarnotドックのRO/RO船ターミナルには、Ro/Ro船専用の2バースがある。
Carnotドックは、12トン・クレーン4基および6トン・クレーン数基、自動計量の可能な6トン高架クレーン2基、Paul Devot埠頭ではクレーン5基(15トン×2、12トン×2、6トン×1)が、それぞれ使用できる。
タンカー・ターミナルのRhone埠頭は全長120mまでのタンカー、Loire埠頭は全長150mまでのタンカーが、それぞれ収容可能である。
清水、食料、各種バンカーの供給が可能である。
曳船は、2隻(1,200馬力、3,100馬力)使用できる。
同港は、石炭、コークス、精糖、硫酸、海底電線、自動車、一般貨物などの輸出と鉱さい、非鉄金属、石油、コークス、石炭、林産物、屑鉄、砂・砂利、自動車、一般貨物などの輸入を取り扱っている。
90年の入港船舶数は808隻で、貨物1,280,600万トン、船客10,682,300人を取り扱っている。
船舶修理施設は、Atelier Rogliano造船所がある。Carnotドックの南部には商業会議所の運営管理するドライドックや15トン・クレーンなどの設備があり、船舶の一般修理や入渠修理が可能である。
 
前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION