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を相手として進められる。

これらの相手を探す主なルートとしては、(1)首都ソフィアに駐在員事務所を設けている特に日本からの綜合商社・専門商社、(2)在目ブルガリア大使館商務部、(3)ブルガリア商工会誌所、(4)ジェトロなどがある。

(1)の商社は、ブルガリアの取引事情に精通しており第3国との取引網も有しているので、大型輸出案件、ブラント輸出などの場合に特に有効である。なぜならば、カウンター・パーチェスなどを取引条件とされる場合があるからである。

(2)の在目大使館商務部は、ブルガリアとの貿易取引きに際し商談の開始から契約に至るまでむ々協力してくれる。

なお、交渉上の留意点としては、

(1)公団・企業とのアポイント取り付けは、TelexまたはFaxによる。

(2)輸出商談の場合、相手側から十分な資料情報の提供を求められる。

(3)商談は企業と進められるが、契約は貿易公団と交わすことになる。

(4)大型商談の場合は、貿易省との根回しも必要である。

(5)契約に際しては、トラブル防止のため、細かい事項も文書で確認しておくことが肝要である。

(6)L/C発給が遅れるむ合が多く、4〜7ヵ月、時には1年以上も遅れることがある。

(7)100万ドル以上の大日輸出には、通常50%〜60%のカウンター・パーチェスを要求される。

(8)ブルガリアからの輸入のむ合は、品質と納期を十分に確認する必要がある。

(9)公団・企業との交渉では英語が通じるが、英語以外ではロシア語が使用されている。

従って、われわれとしては、ブルガリアの取引き相手は貿易公団であり、輸入計画の作成、決定は貿易省であるから、これらの棲関の関係者との接触の機会をつくり、わが国の造船事情、建造船舳の優秀性などを技術的面からPRし、わが国造船業への関心を強めるよう努力することが取引きへのルートの第一歩となる





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