同社は、ドナウ川沿岸のコルノーブルクに造船所を所有し、Ro/Ro船、コンテナ船、一般貨物船、客船、その他各種の川船を建造している。
(建造設備) 船台6基 (長さ最大140m) 最大能力:4,OOODWT型船
2.Schiffswerft Komeuburg A.G.
(所在地) Am Hafen 6.P.0.Box 52,A-2100 Komeuburg Austria
(修繕設備) スリップウェー 6基 最大能力:1,000DWT型船
同社は、ドナウ川の沿岸都市コルノーブルクに造船所を所有し、川船、航洋船、ブッシャー・タグ、漁船、砕氷船、クレー船および各種エンジンの修理のほか、鉄鋼構造物、コンテナ、ロープウェー・カー、ボート、プラスチック構造物などを建造している。
(5)漁業事情
(A)漁業の実態
オーストリアにおける漁業は、未だ組織化されたものはなく、少数の漁民が個々に河川、湖沼などで淡水魚を捕獲しているに過ぎない。
(B)漁船保有状況
漁船の多くは手動の木造船であり、電造漁船は稀であるが、その数は不明である。
最近、合成樹脂製の動力付漁船が観光客用を兼ねて湖水などで使用されている。