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区画(長さ310m)には旅客船用バース、一般貨物船用バース、門形クレーン(能力3トン)2基、貨物揚卸し装置(能力51トン)1基などの設備がある。
 アスンシオン港の上流のゼバロスクー港の小型埠頭には、肉缶詰工場専用の15トン・クレーン1基がある。
 コンテナ・ターミナルには、移動クレーン(最大能力40トン)、各種フォークリフトなどの設備がある。
 タンカー・ターミナルは、アスンシオン港から2キロ下流のイタピタ・プンタにある。
 清水、食料、バンカーなどの供給が可能である。
 最近、大型倉庫2棟が建設された。政府所有の冷凍倉庫は、航空機または川船から荷揚げされた冷凍貨物の保税倉庫として使用されている。
 船舶修理施設は、海軍所有のドライドック(長さ106m×幅18m、最大能力2,000DWT船)、浮ドック(長さ64m×幅14m、最大能力1,050トン)、スリップウェー(長さ90m×幅45m)などが使用できる。
 その他、0ficiana Tecnica Industrial S.A.,San Isidro S.A.など民間所有の修理工場がある。
港から14キロ離れた地点に国際空港がある。

2.プエルト・ビレタ港(Puerto Villeta)

 同港は、アスンシオン港の1,480キロ下流に位置し、綿花、タバコ、穀物、植物油、セメントなどの輸出港である。
 埠頭(長さ200m)は、最大3,500DWT、最大吃水1.83mまでの船舶の収容が可能である。
 政府所有のセメント工場には、セメント専用船やバージを収容する設備があり、荷役用の大型移動式バケット・ホイール・クレーン、コンベヤ・ベルトなどがある。
 バラ積み穀物、袋入り綿花なども扱っており、貯蔵用サイロ、輸送用バージなどがある。
 港から2キロ上流に民間セメント会社所有の埠頭がある。
 民間倉庫が使用できる。
 清水および食料の供給が可能である。

 

 

 

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