同港は、アルゼンチンのブエノスアイレス港から、パラグアイ川を1,630キロ遡行した地点に位置し、パラグアイ最大の貿易港であり、綿花、植物油、大豆、穀物、動物飼料、木材、タバコ、コーヒー、食肉などの輸出貨物と、原油、石油製品、機械類、電気機器、化学品、肥料、アルコール、織物などの輸入貨物を扱っている。
埠頭は全長880m、新埠頭は320mで、満潮時には最大3,400DWT、最大吃水4.9mまでの船舶の収容が可能である。
埠頭には、敷地面積97m×37mの上屋2棟、貨物揚卸し装置(能力3トン)2基、門形クレーン(能力6トン)2基などの設備があり、旧埠頭との接続地点には固定式重量物吊上げクレーン(能力20トン)1基がある。
旧埠頭は2区画から成り、第1区画(長さ250m)には上屋3棟(各敷地面積67m×27m)、クレーン3基(能力3トン×2,5トン×1)がある。第2