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皮製品、化学製品(石油、石炭、ゴムおよびプラスチック製品)、非金属鉱物製品、紙、印刷物・出版物、金属製品、機械類などである。
 1980〜91年の期間に製造業のGDPは、年平均2.2%の割合で増加している。

 その他の工業製品の生産高(89年)は、小麦粉104.5千トン、精米34.8トン、冷凍肉15.5千トン、大豆・落花生・ココナツの粉末405千トン、食用油39.7千トン、工業油12.9千トン、桐油6.9千トン、挽材63万トン、マッチ898万箱などである。
 パラグアイには未だ自動車の国内生産はなく、乗用車、トラック、二輪車など全て輸入に依存している。
 パラグアイのエネルギー源は、主として水力発電に依存している。
 石油および石油製品の輸入は、1992年には輸入総額の11.7%を占めた。
 エチルアルコール(エタノール)は、砂糖きびから生産され、自動車燃料の主要成分として広く使用されている。
 パラグアイ政府は、水力エネルギー資源の開発と平行して電力利用産業の育成を目指しており、電力エネルギーを利用した鉄鋼プラント、アルミ精錬、紙ハルブ、化学肥料などの新規産業の開発の可能性を検討している。
 パラグアイの一次エネルギー源は、燃料用木材、廃棄植物、石油系か大半を占

 

 

 

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