工業部門(鉱業、製造業、建設業および電力を含む)は、1991年におけるGDPの25.6%を寄与しており、労働人口の19.2%がこの部門に従事している。
1980〜91年の期間における工業部門のGDPは、1970〜80年の平均年間成長率11.2%と比べ、年平均僅か0.2%の成長に過ぎない。
パラグアイには、商業的開発可能な鉱物資源は殆どなく、従って鉱業部門は労螂人口の僅かO.1%程度を占めているに過ぎない。
しかし、パラグアイでは原油埋蔵の探査活動が、多数の外国企業によって行われている。
製造業は、1991年にGDPの17.0%を占めており、労働人口の約12%がこの部門に従事している。
付加価値の点からみると、食料、飲料、およびタバコが、製造業の全生産高の51%を占めている。
その他の主要分野は、木材および木製品、繊維(主として木綿)、衣類および