同港は、大西洋に面したパラナグア湾の西岸に位置し、コーヒー、綿花、大豆、油、冷凍肉、鶏、紙、木材、鋼材などの輸出港であり、肥料、金物などの輸入港である。
1993年の入港船舶数は987隻で、貨物取扱量は15,019,920トンに達している。
港内へ至る3水路があり、北水路は沿岸航路船および漁船、南東水路(水深10.0m、長さ4,500m、幅150m)は深海航路船が、それぞれ使用している。
南水路は最近、水深12.0mに浚渫され、吃水10.66m以上の船舶以外は、常時航行が可能である。
港外錨泊地(水深15m〜20m)は、全長273m、吃水16m,121,000DWT(65,000G/T)船の収容が可能である。
港湾局の2号埠頭には5バースがあり、1号バースは長さ210m、水深10.67m,6号バースは長さ204m、水深9.45m,12号バースは長さ230m、水深11.28m,13号バースは長さ225m、水深11.28m,14号バースは長さ225m、水深10.67mである。
民間埠頭(カタリニ埠頭)は、大豆油、植物性油、化学品などを運搬する全長250mまでのタンカーが使用している。内側と外側の埠頭バースは、タンカー2隻の同時収容が可能である。
倉庫設備は、一般倉庫24棟(合計61,000平方m)、冷凍倉庫2棟(4,400平方m,5,500平方m)などがある。
荷役設備は、軌道クレーン(能力3トン〜12トン)14基、トラック・クレー