アルゼンチンの沖合漁業は、トロール船、または長さ20メートル以上および50 G/T以上の漁船が操業している。
これらの漁船は、十分な安全航海が水産省の規定に従って義務づけられているので、その行動半径の範囲内であれば、一定期間沖合で滞在することが可能である。
大陸棚には岩石の露出がないため、漁船は底引き網で操業が可能である。
船体は一般に鋼製で、ディーゼル・エンジンを搭載している。
速力は、漁場までの移動と漁獲物の輸送では時間的に差はあるが、正常航行では平均9.5マイルと推定される。
これらの漁船は全て電信機器や、漁獲物保存用の冷凍室を備えている。
半沖合漁船は、小型トロール船で構成され、沿岸用ランチよりも大きく、馬力の強力なエンジンおよび常設のキャビンを備えており、最近ではメルルーサ漁業に使用され、優れた効果をあげている。
(B)魚業開発計画