1991年の漁獲量は、64万トンで、中南米ではメキシコ、ブラジル、ペルーおよびチリに次いで第5位となっている。
捕獲する魚の種類は、約半分がメルルーサ(タラの一種)であり、鮮魚または冷凍魚として国内で消費されている。
次いで、アンチョビーが全漁獲量の10%強を占め、タラ、イカ、エビ、タイ、サバ、サケ、カツオなどがこれに次いでいる。
漁獲量を漁港別にみると、マル・デル・プラタ港が第1位で、全体の60%以上を占めている。次いでデセアド港、バイア・ブランカ港などの順となっている。
アルゼンチン最大の漁港は、マル・デル・プラタ港であり、アルゼンチン漁船の70%以上が同港を漁業基地として出漁している。
アルゼンチンの主要漁港と出漁海域は、次の通りである。