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 清水およびバンカーの供給が可能である。
 船舶修理施設は、Rio Santiagoの造船所に修繕設備があり、沖修理も可能である

5.サン・ニコラス港(San Nicolas)

 同港は、ブエノスアイレス港から約188マイル、パラナ川のロサリオ港よりも下流の右岸に位置し、主として穀物の輸出港として使用されていた。現在、港の周辺は工業地帯となっている。
 1992の入港船舶数は351隻(11,988,130DWT)に達している。

(1)Siderar S.A.Berth:

 埠頭A(長さ350m)は鉱物、鉄鉱、マンガン鉱などの荷揚げに使用されており、埠頭B(同350m)は石炭の積卸しに使用されている。
 このバースでは、15トン・クレーン2茎および30トン・クレーン1基が使用できる。

(2)Puerto Buitrago Berth:

 バース(長さ約360m、幅約30m)は、リール、鉄棒などの積卸しに使用されている。
 15トン・クレーン2茎および30トン・クレーン1基が使用できる。

(3)Central Termica San Nicolas S.A.Berth:

 バース(ドルフィンを含め、全長約250m)には、燃料油荷揚げ用のパイプライン3基のほか、移動クレーン2基がある。(このバースは、現在修理中である)。

(4)Junta Nacional de Granos Berth:

 バースは長さ220m。穀物貯蔵サイロ、コンベヤ・ベルト(穀物積込み能力:800トン〜900トン/時)などの設備がある。

(5)新港バース:

 コンクリート構造の長さ537m、幅40mの埠頭、アルコールおよび関連製品積出し用のパイプラインなどの設備がある。
 清水、食料、バンカーなどの供給が可能である。
 船舶修理施設は、TalleresMartinsS.A。の修繕設備を使用して、小修理が可能である。

 

 

 

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