
アルゼンチンのエネルギー源は、主として水力発電(1987年には43.8%)および石炭に依存している。
1988年における発電量は489億6,600万kwhで、うち60億kwhは原子力発電によるものである。
1993年には、アルゼンチンにおける全エネルギー需要の約15%が国内の2つの原子力発電所から供給されている。
鉱物性燃料の輸入は、1992年には輸入総額の約10%を占めている。
貿易関係では、1992年の輸出は122億3,500万ドル、輸入は136億2,300万ドルで、13億8,800万ドルの貿易赤字を記録し、経常収支は83億6,100万ドルの赤字となった。
93年は輸出入とも増加したが(輸出6%増、輸入8%増)、好調な経済を反映して資本財中心の輸入が輸出を上回り、赤字幅は拡大して17億3,500万ドルとなった。