同港は、チリ南部地方の商港で、銅棒、果物、農産物などの輸出港であり、穀物、化学製品などの輸入港である。
1993年の入港船舶数は582隻(3,500,800トン)に達している。
バース1号〜5号は水深10m,1号と2号は長さ485m,3号は長さ180m,4号と5号は長さ383m,6号と7号は水深9m、長さ323mである。
錨泊地には、係船ブイ2基(吃水9.45mおよび12.19m)がある。
港内は、最大32,000 DWT型(最大吃水9.14m)の収容が可能である。
荷役設備は、電動クレーン(能力3トン〜7.5トン)8墓、コンテナ専用クレーン(能力30トン〜50トン)8基などがある。
倉庫(貯蔵能力16,500立方m)および露天倉庫(床面積13万平方m)がある。
コンテナ船およびRo/Ro船は、バース4号、5号、6号および7号を使用している。
民間会社所有の穀物荷揚げ用の埠頭は、全長200m、吃水12.2mまでのバルク・キャリアの収容が可能である。1時間に付き400トンの荷揚げが可能である。
その他の各種バルクカーゴは、バース4号、5号および7号で扱っている。
銅鉱石はバース1号で扱っており、1時間に付き平均800トンの積出し可能なコンベヤ・ベルトが設備されている。
タンカー・ターミナルのバース2号は、パイプライン2本によって、民間石油会社の石油タンクと接続している。
港の北端のパイプライン2水およびバース6号のパイプライン2本も石油会社の石油貯蔵タンクと結ばれている。
清水および食料の供給が可能である。石炭および燃料は、非常時のみに供給されている。