26,100人である。
このうち、食品・飲料・タバコ部門が約1,300社、従業員約8,200人で、最大規模の部門となっている。これに次いで、繊維・衣料・皮革・履物、製材・家具、製紙・印刷・出版となっている。
政府の経済自由開放政策と財政健全化政策によって、国営企業は年々減少しており、民営化された企業のなかには、公共事業的な色彩の濃い分野も含まれている。
現在、主な国営企業は銅鉱業のCODELCO社(Corporacion Nacional del Cobre de Chile)、石油のENAP社(Empresa Nacional de Petroleo)、石油精製のPETROX社などの資源関係や、港湾、郵便、放送、鉄道の分野におよんでいる。
また、生産開発省傘下の国営持ち株会社であるCORFO(Corporacion de Fomento de la Produccion )も公共事業的性格の分野を中心に、多種多様な産業分野の系列企業を経営している。
CORFO関係の企業も民営化が相次いで推進されているので、年々その数は減少してきている。