同港は、ペルー南部地方の銅鉱、魚粉などの輸出港である。
埠頭から1マイル沖合に水深18.3mの錨泊地がある。
国有のコンクリート構造埠頭(長さ302m)には、2バース(1Aおよび1B)があり、各長さ197m、水深は突端が16.7m(干潮時)〜18.3m(満潮時)、中央部の水深は最小9.15mである。
民間埠頭(Southern Peru Copper Corp。所有)は、両側の水深15.0mで、銅鉱およびバラ荷積出し設備がある。また、一般貨物の荷揚げにも使用されている。
クレーン2基(能力60トン、70トン)が使用できる。
倉庫は、国有埠頭に大型倉庫(1,500平方m)がある。
沖合500mの地点の水深12.2mのタンカー・ターミナルには、係船ブイ4基があり、最大3万DWT船の収容が可能である。
曳船は、1,400馬力の1隻が使用できる。
清水および食料の供給が可能である。
港から18キロの地点にチクラヨ国内空港がある。