同港は、カンペチェ湾のラグーナ・デ・テルミノスの入口のカルメン島に位置し、港の前方のラグーナ・デ・テルミノスの内側に錨泊地(水深約4.88m)がある。
この水域には、砂洲、潜水バイブライン、オイル・リグなどが多数散在しているので、入出港には注意が必要である。
港内に長さ350mのバース(吃水3.66m)があるが、沖合の海底油田の開発に関連した会社が主として使用している。
構内の漁港は、トロール漁船50隻の収容が可能である。
冷凍倉庫、クレーン(能力10トン)などの設備がある。
清水、食料、バンカーなどの供給が可能である。
船舶修理施設は、漁船の建造・修理の可能な小型造船所のほか、各種の修理工場が多数ある。