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 対岸のサンタ・ロサリア港とは、フェリーが定期に就航している。
 倉庫1棟(4,800平方m)、上屋1棟(6,766平方m)、露天倉庫(101,728平方m)、穀物サイロ(貯蔵能力6万トン)、穀物積出し装置(天井コンベヤを使用し、1時間に付き1,000トンの積込みが可能)、民間セメント製造工場などがある。
 清水および各種バンカーの供給が可能である。
 入出港には水先船の使用を強制される。水先船3隻および曳船が利用できる。
 船舶修理施設は、Construcciones Navales de Guaymas S.A,.Astillero Pawling, Astilleros de PacificoS.A,.Asti11eros MonarcasS.A,.国営造船所などのほか、各種の修理工場やクレーン設備がある。
 同港の開発計画として、コンテナ専用埠頭、コンテナ保管倉庫などの建設が予定されている。
 89年の入港船舶数は、313隻、(9,019,987DWT)に達している。

  3,トポロバンポ港

 同港は、カリフォルニア湾東岸のトポロバンポ湾に位置し、トポロバンポ港湾局によって管理されている。
 港外に水深18〜19mの良好な錨泊地がある。
 沿岸航路船および漁船用の各種の小型埠頭がある。長さ100m、水深10mのフィスカル埠頭は、全長100m以上の船舶の収容が可能である。
 タンカー・ターミナルのPemex Oil会社の突堤(水深14m)は、最大46,486DWT型タンカー(全長215m、吃水10.52m)の収容が可能である。倉庫(1,850平方m)、クレーン(最大45トン)、バラ積貨物(穀物、肥料)荷役装置などの設備がある。
 LG運搬船は、Pemex Oil会社のオイル・ジェッティで扱っている。
 同港は、対岸のラパス港と定期フェリー便で連絡している。
 清水、燃料、ディーゼル油などの供給が可能である。
 入出港には水先船の使用を強制される。
 曳船は、2隻(2,000馬力、4,000馬力)使用できる。
 船舶修理施設は、Bencovich造船所に小型船の修理設備がある。

 

 

 

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