同港は、カリフォルニア半島の南端の近くに位置し、対岸のトポロバンポ港との連絡航路にフェリーが定期に就航Lている。
港内へ至る水路は水深12.8〜18.3mであるが、全長99.97m以上の船舶は港口水路の航行は不可能である。
船舶はPumta Priestaの付近に錨泊し、水先人の乗船を必要とするが、日没後の入港は避けなければならない。
9月〜11月は台風の季節である。冬期に湾内で錨泊する船舶は、北北東の強風に遭遇する危険がある。
港内にT形埠頭があり、係船に使用できる長さは、頭部で65.73m、末端で21.77m、吃水は3〜5mである。
Punta PriestaにもT形埠頭があり、頭部の長さ40m、低潮時吃水8.23mであるが、この埠頭はバンカーの補給を必要とする船舶のみに使用されている。
吃水3.66m以下の船舶は、港内T形埠頭の末端で錨泊することができる。
清水、バンカーなどの供給が可能である。