世界市場の約3分の1を占めた。
燐酸肥料の輸出は、86年には前年比9.4%減の702,000トンに落ちた。
また、燐鉱石および燐鉱製品の輸出は、85年の81億4,000万ディルハムから86年には76億9,000万ディルハム(輸出総額の34.8%)に減少した。
石油の産出量は極めて少なく、サウジアラビア、クウェート、イラク、ソ連などからの輸入で賄っている。85年には石油輪入は輸入総額の28%にも達したが、86年は石油国際価格の低落により半減した。
政府は、石油、天然ガスの探査、試掘などエネルギー資源の開発活動を外国企業との合弁形態で積極的に推進している。ソ連からの援助で目下建設中のムジャラ水力発電所は、1995年までに完成し稼動の予定である。
製造業は、国内総生産(GDP)の約17%を占めており、経済開発計画の中