チュニジアの船舶発注は、一般に海運公社および漁業公社が主体となっている。また、交渉、取引きは殆ど当事者間で直接行われている。
チュニジアは、過去の歴史から、旧宗主国フランスをはじめ西欧諸国、とくにフランス、スペインなどへの依存度、およびこれらの国の技術その他に対する信頼度は高い。これに反して、わが国に対する技術その他の認職は未だ十分とはいえない。
それ故、チュニジアとの取引きを成功させるためには、常に両公社の当事者および同国開発計画の企画関係者に対して、技術、アフターサービスなどの点を中心にPRし、常に接触、連絡がとれるよう努力することが、取引きを具体化させるためのルートである。