塩、紙バルプ、オリーブ油などの輸出港である。
港内へ至る水路(長さ820m、幅55m、水深10.5m)は、吃水8.7mまでの船舶の通過が可能である。
港は、北突堤(長さ670m)、北埠頭(長さ185m)および南埠頭(長さ340m)によって防護されている。
商業埠頭(長さ325m、水深8.4m)には3バースがあり、北桟橋(長さ170m、水深7.8m)には紙パルプ積出専用バースがある。南桟橋(長さ560m、水深4〜8.7m)には係船バース、危険貨物専用バース、塩積出用バース、 青荷揚用バースなどがある。
このほか、漁船用の3埠頭、帆船用の4埠頭などがある。
荷役設備は、固定クレーン、移動クレーン、各種トラクター、エレベーター、植物油積出專用ポンプ、塩積込み装置(能力:1時間に付き150〜200トン)などがある。
保管設備は、一般貨物用倉庫1棟(1,100平方m)、紙パルプ用倉庫1棟(1,500平方m)。その他露天倉庫(4,000平方m)、上屋などがある。
コンテナは、一般貨物埠頭で取扱いが可能である。
曳船は900馬力が1隻、水先船は2隻ある。100G/T以上の船舶の入出港には、水先船および曳船の使用を強制される。
清水および食料の供給が可能である。