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6.デリス港

 同港は、アルジェ港とベジャイア港との中間に位置し、デリス港湾局によって管理されている。
 海岸から800m沖に良好な錨泊地(水深13〜24m)がある。
 港は、防波堤によって東風から安全に防護されている。
 埠頭は、北埠頭と南埠頭から成り、5バースがある。北埠頭の1号バースは長さ107m、水深6m、南埠頭の4号バースは長さ129m、水深5,5mであり、どのバースも一般商船が使用している。
 埠頭は、全長100mまでの商船の(最大吃水5.49m)のおよび全長105mまでのRo/Ro船(最大吃水5.49m)の収容が可能である。埠頭にはクレーン設備がないため、本船の荷役装置を使用して荷役を行っている。
 清水の供給は可能である。
 曳船や船舶の修理設備はない。

7.ガザウエ港

 同港は、オラン港の西方に位置し、ガザウエ港湾局によって管理されている。
 防波堤の北方に水深18〜22mの錨泊地がある。
 港外の水路は幅225m、水深12〜20m、港内の水路は幅166m、水深11〜12mである。
 埠頭は延べ約1,715m、吃水8〜11聰で、17バースがある。
 主要設備は、クレーン(最大12トン)、荷役用エレベーター(2トン×6基)、倉庫(5,300平方m)、露天置場(20ヘクタール)、ワイン倉庫などである。
 船舶修理設備は、小型スリップウェーがあり、船舶の小修理が可能である。
 同港では、既存突堤の補強工事を行っている。また、穀物サイロ(貯蔵能力3万トン)建設が計画されている。
 88年の入港船舶数は、43隻(333,622DWT)に達している。

8.ジジェル港

 同港は、ベジァイア港とスキクダ港との中剛こ位置し、ジジェル港湾局によって管理されている。

 

 

 

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