
船舶修理施設は、船舶の小修理が可能である。 88年の入港船舶数は485隻で、乾貨物772,340トンおよび液体貨物736,928トンを扱っている。 同港は、港湾開発計画に従い、一般貨物船用の4バース(各長さ184m)、コンテナ船用の4バース(各長さ184m)、R0/R0船用の2バース(各長さ200m)、客船用のバース(長さ250m)、その他2バース(各長さ130m,200m)など合計13バース(水深11m)および倉庫2棟、中継貨物倉庫5棟、露天倉庫(109,000平方m)などを建設中である。
11.トブルク港
同港は、トブルク港湾局によって管理されており、別名マルサ・トブルクとして知られている。 主要設備は、長さ125m、水深9mの突堤、長さ125m、水深5mの突堤、10トン・クレーン2基、航洋船曳行用の曵船2隻および港湾用の曵船(200馬力)1隻がある。 更に、曳船2隻および15トン・クレーンを発注している。 88年の入港船舶数は134隻(7,087,280DWT)に達している。
12.マルサ・エル・ハリガ港
国港は、トブルクのオイル・ターミナルに位置し、アラビア湾開発会社(Arabian Gulf Exploration Co.)の運営管理する原油積出港である。 原油積出用の3バースがあり、1号バース(水深18.30m)および2号バース(同18.30m)では1時間につき8,000トン、ブイ・バース(水深14.90m)では1時間につき4,000トンの原油の積出しが可能である。 曵船は、ボラードブル25トン能力の曵船2隻が使用できる。
13.ズアラ港
同港は、トリポリの西方118キロの地点に位置し、ズアラ港湾局によって管理されている。 港内へ至る航行水路は長さ約1キロ。 錨泊地は水深6.9m〜9.1m。
前ページ 目次へ 次ページ
|

|