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深12m)、コンテナ船とRo/Ro船用のバースなどから成る外港(水域約350ヘクタール)を新たに建設する予定である。また、約90ヘクタールの土地を埋立て、長さ3.7キロ、幅150m〜400m、水深12mの水路の建設、客船ターミナル、コンテナ・ターミナル、コンテナ倉庫などの建設も計画されている。

2.ベンガジ港

 同港は、ベンガジ港湾局により、管理されている。
 港は外湾と内港から成り、内港は2つの防波堤によって大波から安全に防護されている。内港へ至る水路は幅45.71m、水深約5.49mである。
 主要設備は次の通りである。

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このほかに、オイル・バース(水深7.30m)、浮きバース(長さ55.00m、幅25m)3などがある。荷役設備は、ポンツーン電動クレーン(能力85トン)1基、移動クレーン14基(能力25トン〜100トン)、各種フォークリフトなどがある。
コンテナは、一般貨物船用バースで扱っており、RO/RO設備も使用できる。貨物保管設備は、中継貨物倉庫(17,500立方m)8棟、露天倉庫などがある。清水は、どの埠頭でも供給が可能であり、給水バージ(能力90トン)も使用で

 

 

 

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