
バースが商業バースとして機能しているに過ぎない。 西港は、内港と外港から成り、内港(水域243ヘクタール、水深5.2m〜9.1m)には一般貨物用の23パース、客船用の4バースおよび海軍所有の2埠頭がある。荷揚げには、ハシケが広く一般に使用されている。 外港(水域510ヘクタール、最大水深19.8m)には、石炭運搬船用の2バース、木材運搬船用の2パース、穀物運搬船用の5バース、化学肥料(硝酸塩)運搬船用の3バースおよび家畜運搬船用の1バースがある。 内港と外港には、それぞれ広大で良好な錨泊地がある。 主な設備は、貨物保管用の上屋(面積14ヘクタール)、冷凍倉庫(能力6,000トン、移動クレーン(5トン〜40トン)、埠頭クレーン(5トン〜40トン)、クレーン船3隻(能力70トン、100トン、120トン)などある。 コンテナ・ターミナル(16ヘクタール)には、長さ710m、水深14mの埠頭があり、コンテナ専用高架クレーン3基(能力40トンx2.32トン×1)、構内移動高架クレーン4基、Ro/Ro船用バース(長さ160m)などがある。 バルク・カーゴ用の設備としては、穀物サイロ2棟(能力48,000トン、10万トン)、新コンベヤ・システムなどがある。 石炭ターミナルには3埠頭があり、石炭荷揚げ装置4基を備え、それぞれ1日に付き1,300トンの荷揚げが可能である。石炭ターミナルに隣接した肥料ターミナルには、長さ447m、水深10mの埠頭があり、肥料荷揚げ用のグラブ、コンベヤ・ベルト等の設備がある。 タンカー・ターミナルは外港にあり、長さ213.3m、吃水10.67mまでのオイル・タンカーの収容が可能な5バースがある。 液化ガス・ターミナルは、長さ122m、吃水8.53mまでのLGタンカーの収容が可能である。 清水、食料、石炭、燃料油などの供給が可能である。 長さ82.3m以上の船舶の入出港には、曳船の使用を強制される。曳船は、1,800馬力〜2,500馬力の曳船が常時使用できる。 船舶修理施設は、Alexandria Shipyard Co.のドライドック2基(158.5m×
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